ダイヤモンドにはさまざまな幾何学的な形があり、それぞれに独自の魅力があります。ダイヤモンドの形は大きく2つのグループに分けることができます。ひとつはラウンドのダイヤモンド、もうひとつは長方形、正方形、オーバルなどのいわゆる「ファンシー」シェイプのダイヤモンドです。ラウンドダイヤモンド、つまりラウンドブリリアントカットのダイヤモンドは、その名のとおりの「ブリリアンス(輝き)」によって特に人気が高く、広く流通しています。
エメラルドカット(Smaragdschliff)は、細長いステップ状のファセットが特徴のカットです。この長方形のダイヤモンドシェイプは、ダイヤモンドの透明度と純粋さをエレガントに際立たせます。 Smaragdschliff はアール・デコ様式の美学から着想を得ています。グラマラスでありながら非常に洗練されており、クリアな印象とほのかなクールさで人々を魅了します。その名が示唆するように、階段状のファセットと大きなテーブルを持つこのカットは、もともと非常に欠けやすく壊れやすいエメラルドを研磨するために考案されたものです。その後になって、このカットスタイルがダイヤモンドにも応用されるようになりました。
クッションカット(Kissenschliff)は、四角形の輪郭にわずかに丸みを帯びたコーナーを持ち、まるでふんわりと開いたクッションを思わせる形状のカットです。18世紀から用いられている古典的なカットスタイルであり、その気品ある雰囲気から、現代でも非常に人気があります。 一般的にクッションカットは58のファセットで構成されています。ファセットが比較的大きいため、ダイヤモンドのクラリティ(透明度・内包物の少なさ)が重要となります。ラウンドブリリアントカットと比較すると、クッションカットはブリリアンス(輝き)はやや控えめですが、その分ディスパージョン(光の分散)が高く、印象的で鮮やかなファイア(虹色のきらめき)を楽しむことができます。

ブリリアント

オーバル

ラディアント

ペアシェイプ

エメラルド

プリンセス

ハート

マーキス

クッションカット